結婚47年

1965年4月4日に所帯を持って47年になる。
結婚式とは名ばかりで互いの親兄弟と親戚が
文京区の某会館に集り披露らしきものをした。
当時は商いを自立して間もない頃だったので
挙式と食事が終わるとすぐに仕事場に戻って
働き蜂の新婚旅行は未だにお預けのままだが
次の日に故郷の両親と叔母たちとハトバスの
東京見物をして日帰りの新婚孝行旅行とした。
縁は異なものと思う。何通りもあった人生のストーリーの岐路で自らが道を選び
この世に一枚しかない夫婦の布を紡いだが苦労した軌跡の内容は誰も知り得ない。
光陰矢のごとし、過ぎてしまえば走馬灯だが裸一貫ゼロからの出発点だったので
糟糠の妻に未だ頭が上がらない。尻に敷かれるのも長持ちと円満の要因かも・・(―_―)!!