2012-06-13 花菖蒲 「さよならと梅雨の車窓に指で書く」素逝 今週は東北地方も梅雨入りして日本列島が いよいよ雨の季節になった。湿地帯に咲く 菖蒲や日影のドクダミが花を謳歌している。 長谷川素逝が生きた昭和の初め頃は汽車に 空調は無く車窓は湿気で曇って水が垂れた。 車窓になぞらえた人の名は誰なのだろうか? 若くて逝った素逝の短い青春の一齣だった。 ここは皇居東御苑の二ノ丸庭園跡地でたくさんの花が雨に濡れて生々としている。 アジサイ、タンサンボク、ユキノシタ、ホタルブクロ、ツユクサ、アサザ、等々 梅雨は鬱陶しいというが、自分にはやっと落ち着いた気分になれたと感じている。