晩夏トワイライトコンサート

harimaya2012-08-27

一昨日25日は千葉県「市民プラザ大久保」で
トリオはハワイアンバンドとジョイントをした。
会館が今春に出来たばかりのホールとのことで
音響効果も素晴らしく何しろ新しいのが嬉しい。
私達はDuo10曲、ハワイアンの演奏を挟んで
Trio10曲ほど歌ったが殆ど満員のお客さまは
とても熱心に聴いて下さり最後にアンコールを
頂くほどに喜ばれたのは演奏者冥利に尽きる。
ラテンの歌は男性が女性に振られて未練がましいのが多いが、どんなに誠意を込めても
どんな恋心を持っても、暖簾に腕押し、糠に釘のような限りなく果てしない、つれなさ
切なさを歌うのがラテンを歌う醍醐味と思っている。尽くせど、尽くせど情の無い女に
惚れたが如き因果なマゾヒズムなのかも知れない。でも日本の歌謡曲の多情多恨と違う
明るさが歌に反映されているのがラティーノの優しい男心なのだろう。


ライブで歌った中の一つに、美しい旋律のPerfidia(ペルフィディア=裏切り)がある。
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♪あなたよ、神様とお話が出来るのなら尋ねておくれ。僕が一度でも気持ちが覚めた
時間があったろうか?けれどあなたが、どうして遠くへ僕から離れてしまったのか・・
男と女のすれ違いは音楽も、芝居も、小説も、あらゆるアートの原点なのかも知れない。