隠居の独り言(1112)

北朝鮮拉致問題が浮上していらい一部の人は帰ってきたが以来、全面解決には程遠い。
1977年当時13歳だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて15日で丸35年になる。
こうした中、日本と北朝鮮の局長級政府間協議が4年ぶりにモンゴルで再開されたが
はたして解決の道はあるのだろうか?残念ながら彼我の人道に関する考えが違う以上
半歩も進まないのが現状で、変えるとなればいざというとき攻撃も辞さず覚悟と国力を
相手に示さなければ見通しがないだろう。今までの日本人の国防意識は無きに等しく
戦後のGHQの日本=悪者のマインドコントロールは未だに目が覚めずに近隣諸国には
いいように金を絞られ挙句に恫喝されて泣きばかりみている惨めな国に成り下がった。
韓国も500人近い人が北朝鮮に拉致されていながら全く普及しないのは何故だろうか。
共産党政権の人権軽視の中国とも価値観がまるで違うので拉致問題は相談も出来ない。
今までの北朝鮮に関しての六か国協議で米中韓露の各国は北朝鮮への援助が決まれば
日本に相当部分を負担させるのは当然としながら、日本への配慮は持ち合わせていない。
それどころか中韓両国は反日を国是として自国民の支持をあてにしているのは明白だ。
つまり拉致問題を解決するには日本一国で北朝鮮を相手に戦うしか道筋が無いことを
国民は目覚めるべきで平和的な話し合いとか援助とかの生ぬるい話では解決は皆無だ。
憲法改正は焦眉の急を要する。拉致問題ばかりか沖縄基地問題も日本が強力な自前の
軍隊を作ってアメリカ軍と交代し領土と国民は自ら守るべき法律と覚悟を持つべきだ。
拉致も、竹島も、尖閣も、北方領土も、そして沖縄問題も日本に突き付けているのは
はたして日本は独立国なのか?という問いだ。拉致で毎年のように横田早紀江さんは
「今年こそ、めぐみと拉致された全員を取りもどす」と叫び続けてきた。母の思いは
拉致被害者の他の家族の共有するものだ。はたして今までの対応策でいいのだろうか。
早紀江さんは2006年にブッシュ米大統領と面談して共感を得たがその後のアメリカの
北朝鮮政策はたいして変わらない。同盟国のアメリカもアテにならないのは明白だ。
日本は幸い今年の暮れに総選挙が行われる。いまさら言葉で確認するのも憚られるが
今度こそ日本国民は真の独立国を目指すことだ。言い換えれば日本は自力で守り抜く
決意を国民が共有し、必要な軍事力と意思の強さを世界に示すことにほかならない!