兄妹

harimaya2013-02-21

5人兄弟のもっとも下に位置するRH
いつも仲良く二人で遊ぶ時間がとても多い。
少子高齢化の昨今は兄弟が少なくなったが
一人っ子の比率も3割を超えているという。
でも兄弟が多いのは良いことばかりでない。
下の子の着るものは上のお下がりばかりで
自分の部屋は無いし勉強机や本棚も共有で
宿題の勉強や遊びの時間さえままならない。
昭和の頃はどの家も兄弟が大勢で子供達の遊びの嬌声で街の中は幼い活気に溢れたが
今では車の騒音ばかりで子等の声が消えた。わが国の人口減少に歯止めが掛からない。
労働人口比率が下がり税収が減れば老人の年金や医療サービスが低下するのは必至だ。
一方で兄弟が少ないと親の愛情がいっぱいの反面に兄弟喧嘩などの競争意識に欠ける。
昔は兄弟が多かったので上の子は下の子の面倒を見、下の子は上を見習いながら育った。
大勢の家族の暮らしは社会の縮図であり、愛情も怨恨も競争も巣立つ日の学習だった。
少子高齢化は単に人口比率の問題でなく社会の仕組み、家族関係、人間の個性や感情も
変わっていくだろう。それでも素直で優しい大人に育ってほしい。