お雛さま

♪あかりをつけましょ、ぼんぼりに
　おはなをあげましょ、もものなは・・
今年も桃の節句がやってきた。先日
孫達は半日掛けて人形の七段飾りを
はしゃぎながら並べた。男雛、女雛
三人官女、五人囃子、仕丁、左大臣
右大臣・それぞれの細かい着付けや
持ち物を付けながらの作業も忙しい。
孫姫たちは雛壇に飾られた人形を指して「このお人形さんはな〜に？」と質問がくる。
答えるのも結構難しいものだ。「むかしむかしの結婚式だろうね？」爺も困ってしまう。
最近は家の事情なのか、文化の変化なのか、デパート等の売り場では七段飾りは少なく
お内裏様、お雛様の二体だけの雛人形が主流で収納の際のケースもセットになっている。
ともかく雛人形は古くから伝わる日本文化の美しさと匠が凝縮された象徴作品だろう。
いつか孫姫たちも爺の困った答えを解き明かせる時が来る。その日まで生きられるかなぁ？