2013-03-27 浜離宮 離宮の大手門から入るとまず目に入るのは 約30万本と称される菜の花が咲き乱れて 甘い香りの黄色い絨毯模様で彩られている。 周りは新橋、汐留のビル群で大都会の中の 典型的なオアシスは季節ごとに花を替えて 春は菜の花、秋は黄コスモスの楽園になる。 菜の花は、昔は菜種油の原料として全国で 栽培されて、かつて日本の春は黄色だった。 戦時中は電気が不足して、どの家もカンテラを使用していたが燃料は菜種油だった。 空襲が激しくなり薄暗いカンテラも消したが、暖かいレトロな感覚は今も忘れない。