隠居の独り言(1167)

韓国人は何かにつけて日本に対し「過去の反省と謝罪」を求める。先日の靖国問題
慰安婦問題も・・何かと半世紀以上も前のことを執拗にイチャモン付けるのは何故か?
先日、維新の会の橋本大阪市長は日本だけを差別するなと「当時の歴史を調べてみれば、
日本軍だけでなく色々な国の軍隊で慰安婦を活用してきた。なぜ日本の慰安婦だけが
世界的に議論されているのか」として反論し「日本が国家的レベルで慰安婦を強制的に
動員したと世界が非難しているけれども2006年(第1次安倍内閣時期)の閣議決定
慰安婦強制動員の証拠がない」として日本が不当に侮辱されるいわれが無いと主張し
「日本が不当に侮辱されているという点をしっかり主張しなければならない」と話した。
昨年8月にも「慰安婦が日本軍に暴行・脅迫にあって引きずられたという証拠はない」
として「あるならば韓国が出せば良いだろう」と話して韓国からの反発を買っている。
慰安婦の是非はともかく橋本氏の主張は正論だ。この問題には平成のモラルの感覚で
心情的、情緒的にとらえては大きな誤りを犯す。20世紀以前の日本のみならず世界の
殆どの国で公娼制度があり、慰安婦たちが金も渡されずに強制連行されレイプと同じ
性的被害を受けたかのような記述は歴史の事実に反している。無論、強制連行という
事実があるならば「反省と謝罪」するのは当然だが、慰安婦を応募したことはあっても
村山首相や河野談話が示唆する強制連行の資料は見当たらないという。にもかかわらず
それを歴史の事実と断定する韓国の意図は何なのか?謝罪には補償が付きものなのは
当然のことだが敗戦国ゆえに戦後処理という形で日本だけが悪者にされている。戦後
連合軍が日本進駐に先だってGHQが日本政府に対して出した最初の指令は「慰安所
設置せよ」だったのを韓国人はご存じだろうか。兵隊と娼婦の物語は枚挙に暇がない。
それでなくても米兵が7年の占領期間中に日本女性を襲ったのは2万件を超えたという。
民族にそれぞれの宗教があるように、靖国神社参拝も日本人の宗教観であり民族相互の
考えの違いを認めあい尊重するのが国の付き合いの原点だろう。中韓は自分勝手すぎる。