ラベンダー

harimaya2013-06-27

休日は埼玉県久喜市菖蒲町にドライブした。
名にふさわしく菖蒲の名所のはずだったのに
今は花の時期が過ぎて残念な思いがしたが
菖蒲にとって代わって川堤にラベンダーが
咲き誇り今は見頃を迎えている。花の蜜に
魅せられて蝶や蜂なのどの虫達が飛び交い
初夏のうららかな風と花の香りに満たされる。
梅雨の合間ならではの日本の原風景を見た。
古代は紫が最も高貴な色とされた。その優美な色は美しい女性にたとえられたという。
「紫の ひともとゆえに 武蔵野の 草はみながら あわれとぞ見る」古今和歌集から
この詩の紫は恋人だが、その人に繋がる人はすべていとおしい・・そんな意味だろう。