両国の花火

harimaya2013-07-29

夏の夜に欠かせないのが花火で江戸時代から
続いている両国の花火は昔からの老舗だろう。
何万発も上がる花火の光と音の饗宴を見ようと
界隈にはまだ陽の落ちぬ夕方から大勢の人が
ビニールシートを持って見物場所を定めている。
午後6時になれば付近の道路は交通規制され
群衆が車道にどっと溢れ出し陣地を決めている。
人が湧いてくるという言葉の表現がぴったりする。
午後七時、愈々花火が打ち上げられたが突然の雷雨のために中止になってしまった。
残念!隅田川界隈はビルが多く花火見物に向いていないがそれでもこれだけ多くの
人が集まるのは雰囲気が楽しいからで何時間も掛けて陣地取りした苦労も水の泡だ。
「たまやー、かぎやー」の掛け声も来年まで聞こえないのも淋しいがそれまでお楽しみ。
ちなみに、お稲荷さんが咥えているのは「玉」と「鍵」だが、花火との関連は分からない。