小田原城

harimaya2013-10-21

久しぶりに小田原城を見学した。小田原は南に相模湾
西に箱根山を控え、気候温暖な場所で、いつ訪れても
暖かく迎えてくれる。昔から今も東海道の全ての道路や
鉄道が小田原のエリアを通過する重要な場所でもある。
戦国時代初期に風雲児・北条早雲がこの地を占領して
北条氏5代100年をかけて城を拡大して戦国時代では
日本最大の城が出来上がりその規模は想像に値する。
戦国期最強軍の上杉謙信武田信玄の来攻も退けた。
しかし1590年に豊臣秀吉に逆らい小田原攻めの22万の大軍によって遂に落城し、
戦国時代がここで終了する。日本史の節目を小田原城が演じたと思うと感慨が深い。
城は戦国武将には栄光の夢だったが現代でも千年の美の貴重な遺産がここにある。
日本の城はどこをとっても芸術溢れる傑作でそれらは世界の城に勝るとも劣らない。
小田原城の歴史を紐解くと温故知新の宝庫だが、いつかの話にとっておこう。