梅一輪の暖かさ

harimaya2014-03-10

春告鳥は鶯、春告魚は鰊、春告木は梅だろう。
万葉集は桜より梅が多く詠まれているそうだが
平安時代は花見といえば「梅見」だったという。
雪にも似合うし、鶯とは名コンビのお似合いだ。
「桜切るばか、梅切らぬばか」といわれるほど
枝を切れば切るほど、それに倍して成長する。
美しくもあり逞しくもある梅は早春の今に咲く。
この春に孫の一人が、家族から巣立ちをする。
春は別れのシーズンでもあり、新天地に向かうフロンティアのシーズンでもある。
梅のように活力を持ってこれから大きくなって欲しい。そして一輪ごとにたくましく・・