花の江の郷

harimaya2014-05-28

休日は栃木県の「花の江の郷」を散策した。
約16000坪と言われる広い園内に入ると
四季折々の里山に咲く花の自然の風情を
来園者たちを和ませてくれる。今の時期は
アサザ、アザミ、コウホネニッコウキスゲ
カキツバタスイレン、モクシュンギク等々
花の一ひらも可憐で美しさを競っているが
花も涙ぐましい努力をしていると感じた。
自然のなかに明治の詩人・大木惇夫が綴った「風・光・木の葉」という詩文が浮かぶ。
「一筋の草にも われはすがらむ 風の如く。かぼそき蜘蛛の糸にも われはかからむ
蜻蛉のうすき羽にも 我は透き入らむ 光の如く。風・光・木の葉とならむ 心むなしく」