「さよならと梅雨の車窓に指で書く」素逝
関東甲信地方もいよいよ梅雨に入った。
やがて東北も入り日本列島がすっぽりと
雨の季節になっていく。湿地の花菖蒲や
池や沼の睡蓮の花も生き生きとしている。
池のカエルも雨を待っていたのかのように
元気よく鳴いている。水辺を歩いていると
一匹のカエルが突然に池に飛び込んだ。
故郷に住んでいた頃、夜になるとカエルが一斉に鳴き出しカエルの大合唱が聞こえた。
夏の夜の風物詩だ。カエルはメスよりオスのほうが多いそうで求愛も縄張りも大変だ。
カエルのオスに生まれなくてよかった。「痩せ蛙 負けるな一茶これにあり」一茶も応援した。
