鳥越神社

harimaya2014-06-09

昨日は浅草・鳥越神社の祭礼だった。
ここの祭礼の日は6月の上旬なので
梅雨始めの鳥越祭りだが、地元では
祭礼に雨が欠かせないと雨天を喜ぶ。
自分が上京し初めて職についたのも
鳥越近辺でこの辺りは第二の故郷だ。
若い頃は近所の人と神輿を担いだが
最後の千貫神輿の宮入りは凄かった。
担いだ翌日には肩が痛く、叫んだ喉はガラガラだったが、その満足感は忘れられない。
鳥越の地は奇跡的に戦災に遭わずに焼け残った場所も多く、そのせいか戦前からの
地元の方が多く人情味厚く、どれほど不安で、未熟な心を癒されたか枚挙に暇がない。
今も東京下町の最も下町らしい雰囲気が残るいい町だ。「おかず横丁」など今も好きだ。