半夏生

harimaya2014-07-09

夏至から二週間ほどが暦の上では
半夏生で7月上旬を指しているが
半夏生という草も葉を半分白く染め
湿地に生え見る人を楽しめせている。
半夏生とは、なかなか洒落た名前で
夏が登場する露払いの役をしている。
日本列島がすっぽりと梅雨最中だが
でも、やっと落ち着いた気分になれた。
池波正太郎の本によれば江戸時代の梅雨時の町では「肩引き・傘かしげ」が礼儀で
マナーだったという。狭い通りの往来やすれ違いには互いに肩を引き、傘をかしげた。
今でもそのマナーが生きていると信じたいが実際はどうか。梅雨を快適に過ごしたい。