隠居の独り言(1311)

東京都の舛添知事は25日、韓国のソウルで朴槿恵大統領を表敬訪問し会談をした。
会談では朴大統領は、相変わらず「従軍慰安婦問題」で日本側の努力を求めたという。
韓国の嫌日日本大使館前に慰安婦像を設置したり、テロリストの安重根を中国の
ハルピン駅前に建てるなどの国際的にも常軌を逸しているが、いつまでも執拗なのは
所謂、従軍慰安婦問題で、これは根本部分を日本もきちんと説明しないと解決しない。
それと朴大統領に言いたいのは、いつも「歴史問題」を持ち出すが、そんなに日韓の
歴史をご勉強されたいのなら日本語堪能の大統領は近代日本の作家、川口松太郎
永井荷風藤沢周平花登筺の江戸→昭和の人情話を描いた著書を読まれるといい。
昔からの日本の世相が人間味豊かに描かれていて作品の中に花街や娼婦も登場し
近代日本の庶民の生活を垣間見る思いだが男と女の「心と性」の葛藤も見逃せない。
それは何も日本だけに限った事じゃない。男尊女卑の思想は長い人類の習慣だった。
だからこの問題の本質は今のモラルの感覚で心情的、情緒的に捉えては誤りを犯す。
維新の大阪の橋下徹氏の言葉を借りなくても、戦場と女性はつきものだ。命を賭して
戦う兵士の異常な心理には触れないが、彼らの心理と金を狙って多くの娼婦が集まり
纏ったのは古今東西の歴史で明らかだ。兵士が傷ついたときは看護婦も兼ねていた。
誤解を承知で言わせて貰えば性的タブーには緩やかであるのはアジアの文化だろう。
アジアは宗教の規律も厳しくない。むやみに四角ばってもあくまで表向きで、それは
単に男と女というより人間の原点で楽しんできた。韓国の強制連行というのも空しい。
強制などしなくても遊郭はあり戦地の収入が多ければ応募の女性が多いのも当然だ。
蛇の道は蛇」で、別に軍部が関与しなくも習俗や風習は放っておいても変化は無い。
慰安婦」という名も戦後に作られたものであり戦時中そんな言葉は聞いたことがない。
韓国もこういう事柄を世界中に訴えること自体、韓国人女性の自尊心を傷つけている。
これが人権無視というなら、何処の民族の娼婦も同じであるはずだ。まして教科書に
記述するなら西欧先進諸国の大航海時代の振る舞いをきちんと述べてからにしたい。
今は善人ぶる彼らの先祖のしてきた征服と略奪と恥ずべき行いの説明がぜひ欲しい。
学校の社会の時間で「慰安婦」という実態の何も知らない教師が何も知らない子供に
何を教えようとしているのか「心の性」について、一から教えなければ辻褄が合わない。
村山談話河野談話を詳しく読んだわけではないので語る資格はないが戦争当時は
大勢の慰安婦が群れていたしそれらをきちんと検証するのが当たり前なのに戦後の
日本の進歩的とされる学者やニワカ評論家、マスコミも一緒になって日本を一方的に
罪悪視するキャンペーンは日本人として解せない。日本人が何故日本叩きなのか?
良心とか知的とかを蔑視するのを偽善という。歴史を調べてから言ってほしい。