蝉時雨

harimaya2014-07-31

つい最近まで子供の夏休みとなれば麦わら帽子、
半ズボン、持ちものは虫取りの網が定番だったが
ゲームやスマホ等や塾通いで子供は見かけない。
でも夏の音の風物詩は何といっても蝉時雨だろう。
近くの公園もアブラゼミツクツクボウシが喧しい。
しかし小さな体なのに声量の大きさは素晴らしい。
それも鳴くのはオスだけで、まさに「恋の歌」だが
大音量の元はあの太い腹部は空洞であるからだ。
つまり絃楽器の音を振動させるボデー部分で蝉は楽器が羽を生やしているみたいだ。
オスを好きになる基準はどこなのか。声の大きさか、声の艶っぽさか、メスは悩ましい。