広島原爆投下

harimaya2014-08-06

69年前の大戦末期1945年での日本には戦う武器も
船舶も飛行機もほとんど無く動力も電力も底をついた。
丸腰の人が大勢の暴漢に袋叩きに遭ってると同じだ。
3月10日に東京大空襲があり、10万人が亡くなった。
7月、ポツダム宣言があった。この時受託していれば
ソ連の参戦も、各都市爆撃もなかった。けれど軍部は
本土決戦という何の定見も計画も無くチャンスを逸した。
そして遂に8/6に広島、8/9に長崎に原爆投下された。
それは国家間戦争の決め事であるハーグ条約を無視したホロコーストとしか思えない。
それでも8/10に情報局総裁談話が発表された「今や最悪の状態で、最後の一線を
守るため最善の努力をなしつつあり」最後の一線とは国体の維持、民族の名誉をいう。
最後のあがきもここまでくるとみっともない。日本人の武士道の潔さはどこへいったか。
今更過去をほじくっても詮無いが、敵国といえアメリカの原爆投下は国際法違反であり
正当化されるものでない。先日、広島に原爆を投下した「エノラ・ゲイ」に搭乗していた
セオドア・バンカーク氏が老衰のため死去した。歴史の生き証人がまたひとつ消えた。