古代蓮の里

harimaya2015-08-03

埼玉県・行田市にある「古代蓮の里」の公園は
今まさに蓮の見頃で、大勢の人で賑わっている。
古代蓮というのは公共施設工事のときに、偶然、
約2000年前の土から発見され発芽したもので
永い眠りから目を覚ました花の神秘的な美しさに
魅せられて毎年のように「蓮の里」を訪れている。
一般的な蓮より花弁の数が少ない原始的な形で
だから色合いが鮮明に映るのはそのせいだろう。
蓮は朝早くから咲き始め、昼ころには花が萎れてしまうので、見るなら早朝がいい。
東京からは東北高速自動車道で、約一時間半で到着できるので、その点は嬉しい。
「泥(でい)より出でて泥に染まらず」の言葉のとおり、濁った泥水の中で育ったのに
信じられないほどの清らかで美しい花は、不遇を嘆きたくなったとき思い出すといい。
世の中に、こんな花もあることを・・