東京都慰霊堂

harimaya2016-03-10

東京・墨田区にある東京都慰霊堂では
大正期の関東大震災の罹災者とともに
1945年3月10日の「東京大空襲」で
亡くなられた10万人以上の犠牲者が
眠っている。東京下町の市民を狙った
アメリカ空軍による大空襲は本来なら
「人道に対する罪」だが、悲しいかな
日本が負けたので、泣き寝入りになり
人的被害は広島長崎原爆以上になる。
慰霊の前に佇めば戦争の記憶と悔しさがまざまざと蘇る。記憶を持っている人たちが
少なくなっていく無常観は経験した人でないとわからない。だから余計に悔しく悲しい。