靖国神社

harimaya2016-08-10

靖国神社に参拝した。夏来れば自然に神社に出向く。
あの暑かった昭和20年8月の終戦の日の出来事は
一生、脳裏から抜けないだろう。昭和一桁に生まれて
昭和の代を過ごした自分にとって靖国は忘れられない。
小学校一年になって、教科書の国語の一ページには
「サイタサイタサクラガサイタ」で靖国神社の桜だった。
子供のころ頭の上から足の先まで生粋の軍国少年
当時の小学生たちにとって軍服姿の人は憧れだった。
そんな純粋無垢な少年も敗戦を機にアメリカから入った民主主義の洗礼に染まった。
夏の靖国は、以前もっと大勢の人が参拝に訪れていた記憶だが今は閑散としている。
年々、参拝の人が減っていくのは戦争体験者が少なくなっていくのと比例している。
でもそれでいい。先の戦争を引きずっているより未来の日本に向けて歩んでほしい。