隅田川

harimaya2017-04-10

江戸の花見の名所と言えば隅田川の桜に尽きる。
滝廉太郎の「花」は、この隅田川の桜を愛でた歌で
当時の隅田川堤は江戸の名残が残っていただろう。
隅田川に桜を植えたのは八代将軍・吉宗公と言われ
それ以降、江戸時代一番の花見の名所と言われた。
江戸っ子にとって花見は待ちに待った春の儀式で
酒を飲んで乱痴気騒ぎも無礼講で喜んだことだろう。
満開の桜の下で芸者の三味線の音色が響いていた。
ここに背中に桜吹雪舞う遠山の金さんがいればオチがつくのだが・・でも平成の隅田公園は、
スカイツリーや高速道路が目に入って、すっかり野暮な姿になってしまった。昼間は大勢の
観光客で賑わっているが朝の通勤時間の隅田の風景・・