隠居の独り言 113

靖国神社の秋例大祭は10/17日から執り行われているが、先の大戦靖国に眠る同胞たちを忘れてはならないと思う。中韓に遠慮して代々の総理が参拝をしないのは情けない。先の大戦相手は中韓でなくアメリカであり遠慮はおかしい。その激戦の一例を述べたい。74年前1944年9月-10月、南太平洋のパラオペリリュー島で日本軍とアメリカ軍の激戦が行なわれた。中川大佐の率いる日本軍は約1万、アメリカ軍は既に制海・制空権を握り圧倒的な力を持った艦隊群が海を埋め尽くし兵力約4万8千、アメリカ軍には2-3日で終了するはずのペリリュー攻撃は70余日も戦いアメリカ第一海兵隊は壊滅状態に追い込まれ辛酸を舐め、さしもの激戦も日本軍の全員玉砕をもって遂に終了した。彼我の圧倒的戦力の差があっても、これだけ戦えたのは精神力と愛国心だった。その後のサイパン硫黄島、沖縄、先の戦争でアメリカ軍に与えた心理的打撃は計り知れない。祖国に命を捧げた日本軍将兵アメリカ太平洋司令長官・ニミッツ将軍は敵を讃えて詩を作っている。「この島を訪れるもろもろの旅人よ、故郷に帰ったら伝えてくれよ、日本軍人は全員玉砕し果て、この壮絶極まる勇気と祖国を想う心根を」祖国日本のために戦った将兵の今は靖国に眠るが、何人が彼らの勇気を賞賛し感謝の心で手を合わせているだろうか。当時パラオは日本の国連統治委任領だったが戦後になってパラオが独立した時、日本の国に深く敬意と尊敬の意を表し、国旗は日の丸と同じ構図で中央に黄色の月を表わし回りは海を表す青のデザインは「月章旗」と称されている。パラオは今も日本に親しみ子供に日本風に名付ける人が多いと聞く。天皇、皇后両陛下は3年前にパラオ戦没者を追悼された。海を隔てた同じ隣国でも反日が国是の中韓とは全然違って親日国のパラオの島をもっと支援するのが当然ではないか。中国は3兆円にも上るODAを受け取りながら感謝の意も無いのも腹立たしいが、中国人も太平洋戦争史を読むといい。