隠居の独り言 161

日本の人口減少は止まらない。明治32年に統計を取り始めて増え続けてきた日本の人口が2005年を境に減少方向に入って人口デフレの進行は当分止まらないと言う。21世紀末になると約5000万人規模になるらしいが人口が100年前の明治期の日本に戻ることで、自然豊かな美しい国土の社会になるだろう。37万平方キロの、四季の変化に富んだ国土の大きさからして今の半分程度の人口が最も理想的で童謡や唱歌に歌われる情感はそこから生まれた。しかし政府は入管法を成立させて実質、外国人の移民を推進させようとしているが、EU移民の実態を見る鏡で人種間の軋轢は避けがたく止めたほうがいい。まして家族を呼び寄せる案は狂気の沙汰であり、長年に亘り築き上げた日本独特の文化伝統が増える外国人に失われる。社会の急速な変化の中でロボット化は進み、定年制の廃止や若者の失業対策などの日本人だけで出来ることは山ほどある。人出不足と政治や経済界は言うが既に外国人も働いているし、どんな時代でも、企業に魅力があれば人が集まり、無ければ淘汰される。そこは知恵の出しどころで企業も頑張って欲しい。それでなくても、最近は外国人犯罪の凶悪化で治安の乱れが悪くなったことを忘れたわけでないだろう。犯罪に携わった人が通名が多いのもマスメデイアの責任で、本名で発表して欲しい。日本の優れた伝統文化を正しく受け継いで、将来に託すのは目先のことばかりを考えないで国家百年の計に立ち、子孫に伝えるよう責任をもつべきで、豊かな自然を取り戻せるために定年や年金の延長・・元気な中高年の働きは健康にも良いし、家に鍵を掛けることも無かったあの良き時代の安心の社会は、これからの知恵にかかっている。私たちの子孫に胸を張って良い日本を残してあげたい。