東京の雪

harimaya2008-02-06

東京地方に日曜日に降った雪は
次の日はもう溶けてあっけない。
春の雪は初恋のようだと言うが
淡く消えた後も思い出が残る。
当日は孫の受験日で送り迎えに
付き合ったが、若い頃と違って
雪で転ばないように気をつけた。
上京した昭和20年代の頃には
毎年のように東京に大雪が降り
どの家にも雪かき用のスコップが置いてあったし、ゴムの長靴も必需品だった。
積雪が珍しい昨今は、子供達は大喜びで雪投げや雪だるまを作って遊んでいるが
地球温暖化という怪物はこんな小さな喜びさえ奪ってしまっている。