2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(3)

今年のNHKの日曜大河ドラマ「功名が辻」が面白そうなので見ることにした。 若い頃から司馬遼太郎のファンで作品の大半は読んだが、彼の原作にどこまで 忠実に表せられるのか興味津々として見逃せない。戦国時代の難しい世の中を 見事に生きた土佐藩主、山乃…

火鉢

年末年始は記録づくしの寒さだが それでも最近は衣類や暖房器具の 発達でそれほど苦にしなくなった。 子供等も青っ洟やシモヤケなどで 泣く姿を見る事もないし体感的にも ひと昔前とは雲泥の差だと思う。 自分が生まれた昭和の始めの頃の 冬の生活は粗末な着…

隠居の独り言(2)

一月五日付けの朝日新聞の社説に「全国の新聞のほとんどが首相の靖国参拝を やめるよう求めている」とあったがチト待ってもらいたい。隠居の読む新聞は 読売、産経、日経などだが、どの新聞もそのようには書いていない。社説には それぞれの社の論説委員の考…

初詣

毎年の事だが年が明けると神社仏閣の 初詣のハシゴをしている。 今年は ①じじばば向けの巣鴨とげぬき地蔵。 ②お戌さんで有名な人形町の水天宮。 ③家康が建立した虎ノ門の愛宕神社。 ④かつての地元だった浅草観音さま。 ⑤現在の地元である向島の牛島神社。 ツ…

隠居の独り言(1)

昔の隠居は、ある程度の歳になると家督を倅に譲って、郊外の風流な場所に 庵を造り花鳥風月、趣味などに没頭して余生を過ごした。ときには庵に人を 招き、造詣深い茶人たちと管弦や詩歌を詠んだりして季節の流れを楽しんだ。 隠居と言うのは今までの重い荷物…

西高東低

この冬は寒さ、豪雪、記録尽くめの 厳冬期だそうだが、考えてみれば 私が生まれて70数年の、このかた 初めての経験だろうし生きていて 良かった悪かったのか分からない。 記録というのは塗り替えるために あるのだそうでが、この先何年後に またこの季節が…

正月行事

若い頃は正月になると帰省し、遠いところに住む兄弟たちも集まって 両親を囲んでワイワイ騒いだものだったが、当時の父母にとっては 子供や孫に会えるのが待ち遠しくて何日も前から手紙や電話で連絡が あって手作りの料理やお酒など用意して心待ちしていたよ…

一般参賀

新春一月二日の皇居一般参賀の日は あいにくの雨で、訪れた人たちの 吐く息の白さが凍てつくような寒さ だったが、それでも大勢の人の列が 出来ていつものように小旗を振って 天皇を始め皇室の方々と対面をした。 陛下はとてもお元気そうでお言葉を 戴いたが…

富士河口湖

年末は富士河口湖畔で過ごしたが 富士の姿は「一富士二鷹三茄子」の 家康の夢を言うまでもなく正月には ぴったりの日本の風景そのものだ。 雄大で美しく大自然が作り上げた 傑作中の傑作に違いない。 勿論日本一、いや世界一の山だろう。 今まで世界遺産に入…

謹賀新年

明けましておめでとうございます。 昨年は「うたかたの記」のご愛顧、 ありがとうございました。今年も 同様によろしくお願いいたします。 年末年始は例年に無く厳しく寒い 日々でしたが、いかがでしょうか。 播磨屋も世間を忘れて、年末から 旅をしたり孫た…