2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(89)

昨日の続き、我が家では三人の孫が小学校へ通っている。学校の通信簿を 見ても抽象的な表現で勉強ができているのかできていないのか分からない。 文部科学省が推進してきた「ゆとり教育」の結果は完全に破綻して教育の 二極分化が進んだといえる。やっとそれ…

老舗の喫茶店

銀座通りを歩いていると新橋寄りに 創業100年という古い喫茶店がある。 カフェーパウリスタは1909年創業で 日本の文明100年を見る思いだろう。 ♪一杯のコーヒーから恋の芽生える こともある・・ 喫茶店の栞によると「銀ブラ」の意は 銀座の銀とブラジルコー…

隠居の独り言(88)

ゴールデンウイークのさなかに気づいた事だがあれほど長期間の 休暇があって公立の小学校では子供たちには宿題が殆ど無いのは どうしてなのだろう。ここ数年前まで国際的にも非常に高かった 日本の小中学校の学力が急激に下がってきたのは「ゆとり教育」の …

一族郎党

近くに或いは一緒に暮らしていても 全員集合のタイミングはごく僅かだ。 男どもはそれぞれの職場に忙しくて 休日も合わず女どもも仕事を持って 皆が一堂に会するのはめったにない。 先日、某レストランで私の誕生祝を 子や孫たち全員揃って催してくれた。 家…

隠居の独り言(87)

GWの後半は疲れを癒すように雨に濡れた。雨は大気中の水蒸気の粒が 次第に大きくなり重くなってやがて地上に落下する液体だがそのように 書くとミもフタも無い。「雨を感じる」のは人間だけで春雨、花散らし、 菜種梅雨、初夏になれば五月雨、卯の花腐し、…

GW

誰が名付けたかゴールデンウイーク 今年のGWもやっと終わったが年を 重ねるとけっこう辛いものがあって どこへ出かけても人人人人の混雑は 考えただけでもウンザリするので 空いた都内の公園で孫たちと初夏の 晴れ日を楽しんだ。街の中の車道の 分離帯のツ…

隠居の独り言(86)

最近では小泉旋風も過ぎ去って人気にも陰りが出てきたようだ。 道路、郵政、教育基本法もトカゲのシッポ切り、そのうえ先日の 千葉七区の衆議院補欠選挙で民主党の太田和美が勝っちゃった。 おおかたの予想に反して、しかも公明党の組織票にもめげずに ひと…

こどもの日

「子供の人格を重んじ子供の幸福を はかるとともに母に感謝する」事を 趣旨として公布施行された祝日だが 最近は子供が犠牲になる事件が多く 子供たちを取り巻く環境は幸せとは 程遠くとても可哀想に思える。 遊びには必ず親が付き添い子供たち 同士の付き合…

隠居の独り言(85)

一昔前までは改憲を論じたために閣僚を棒に振った政治家もいたし 話も出来ないほど遠い存在のように思えた憲法論議の時代があった。 改憲とはすぐに危険な戦争への道を歩き始めると思う人が今も多い。 日本人はそんなに阿呆なのだろうか。敗戦の悔しさ苦しみ…

錦糸町「オリナス」

ひと昔前の錦糸町と言えば場末の 繁華街のイメージの感じがしたが 4/20日に駅の北側にオープンした 大型商業店「オリナス」は下町の 新名所で精工舎跡地に建てられた 居住棟、ビジネス棟の二つの高層 ビルの間の出来た近代的な造りで 専門店街とスーパーが併…

隠居の独り言(84)

明治から大正昭和にかけての日本は富国強兵の路線を走っていた。 軍事を優先して経済力をつけ国を発展させるのが至上命令だったが 当時はそれで間違いではなかった。世界はヨーロッパを中心とする 植民地主義の国家概念が主流で弱肉強食の只中におかれ弱いも…

同好の士

4/29日はギターグループの仲間が 集まってそれぞれの演奏を楽しんだ。 この集いは10年前より春と秋との 2回催され続いたイベントだったが 幹事の意向もあって十年一区切りの ファイナルコンサートはそれぞれに 最後の競演に精を出し盛り上がった。 名残惜し…