2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

内憂外患(1)

弊社の所在地の墨田区はかつて繊維、機械、食品、諸工業等あらゆる産業の 職人の町だった。戦後の経済成長期には、朝早くから夜遅くまで職人たちは 無我夢中に働いていた。弊社は繊維産業の一端を担っているが、最盛期には 仕事が捌ききれないほどあって一年…

弱肉強食

先日TVで「ふしぎ大自然」を見た。 アフリカのサバンナに暮らしている 野生動物たちの日常の行動パターン、 その背景の草原の雄大さは胸を打つ。 なかでも肉食動物が草食動物を襲う シーンは迫力いっぱいだが世の中の 生きとし生ける者の厳しさの実感を 見…

人口減少時代(5)

経済界では将来の人口減少を見越して活動が始まっている。地価は下がり続け 土地を多く持つメリットがなくなり、設備の改革は労働人口の減少に対応して 合理化が進んでいる。人口の減少が経済の縮小に繋がると心配する人もいるが 既に日本の輸出は大量の工業…

秋の運動会

幼稚園の孫の秋の運動会に出かけた。 お遊戯やカケッコなど幼いこの頃の 仕草や歓声などは最も可愛い盛りだ。 秋の日差しを背に受け思わず大きな 声で応援したりする自分も子供心に 帰った気がして無邪気に叫んでいた。 最近の子供の催しものは大人の方の 人…

人口減少時代(4)

最近の行楽地やレストランなどで見かけるが祖父母数人と両親に子供一人の 家族構成は今の日本の人口逆ピラミット型の見本のような風景に映っている。 子供たちは同世代で遊ぶ事も少なくなり、外や原っぱなどで日の暮れるまで 喧騒、触れ合い、ルール、喧嘩な…

秋の防災訓練

天災は忘れた頃にやってくる。 日曜日に下町では錦糸町公園で 子供たちと一緒に防災訓練が 行われた。防災訓練と言っても 子供たちは馬に乗せてくれたり オモチャの自動車で遊んだりの 催し物だったが、車両に備えた 地震体験の装置には子供たちも 恐ろしさ…

人口減少時代(3)

子供を生み育てるには膨大な時間と忍耐と愛情が必要なのはいうまでもない。 何も出来ない赤ん坊の時から成人するまでの20年間は衣食住の全ての面倒を みなければならない。よほどの子煩悩でなければ出来ない相談だとは思うが そこはよくしたもので子供たちの…

秋の長雨

中秋の雨の日は若い頃読んだ ヴェルレーヌの詩を思い出す。 「巷(ちまた)に雨の降る如く われの心になみだ降る。 かくも心に滲み入る。 この悲しみは何ならん?」 青春の頃は何をしても笑い喜び 何をしても憂いて物事を見た。 年を重ねると感動も生きてい…

人口減少時代(2)

地球上に日本列島が出来て、人が住んだ痕跡が残る約8000年前の縄文時代は 3万人前後の人が住んでいたらしいが、まだ自然の災害などには対応できずに 増減の起伏は大きかっただろう。縄文後期の2500年前に大陸からやってきた 外来人が縄文人を駆逐して列島を…

水族館

世界を旅する商社員の甥に言わせれば 日本ほど水族館の多い国は無いそうだ。 たしかに、日本は四方を海に囲まれた 島国で海とは切っても切れない環境で 海の幸も、温暖な気候も、海のお陰で 長い時代を豊かに暮らせてきたと思う。 昔から人々は海は信仰の対…

人口減少時代(1)

今、5年に一度の国勢調査が行われているが来年をピークに日本の人口は 減少の一途をたどるらしい。現在の人口は約1億2800人だが40年後には 3割減って1億人を切り、其の後も人口減少の推移は変わらないだろう。 思えば私が小学校に入った頃は(1939年)日本…

楽しい一日

流れる日々の中で楽しいひとときは 私たちは“時”を忘れたかのように 思い出を作りながら過ぎていく。 昨日の「土気あすみが丘プラザ」の ロビーコンサートは、初秋の一日に ふさわしいギターのタンゴの調べに ご来訪のお客さまは耳を傾けていた。 私にとって…

ギター演奏会

10/2(日)千葉ギターアンサンブルが 千葉市緑区の土気あすみが丘プラザで 演奏会を開くが、私はアンサンブルに 入会してから初めてのデビューなので 練習の成果が出るか少し緊張している。 千葉ギターアンサンブル(CGE)は タンゴの大御所、小胎剛先生…