2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(111)

今の学校で教わる社会学は知らないが、かつての職業経済学は三種類に 分類されて「第一次、第二次、第三次産業」となり第一次は農、漁、林 などで働く人、第二次は製造業などで働くいわゆるブルーカラーの人で 第三次はサービス業に従事するホワイトカラーに…

梅雨入り

今朝東京は雨がしとしと降っている。 「時は今、雨が下しる さつきかな」 武将明智光秀が詠んだとされる句だが NHK大河ドラマの「功名が辻」は 本能寺の変の時のクライマックス。 ちょうど梅雨に入った頃の出来事で 人の心は雨の情感が微妙に動くのか 歴…

隠居の独り言(110)

サッカーW杯ドイツ大会の相手のクロアチアは1992年に旧ユーゴから 独立したが、同じアドリア海に面したモンテネグロも先日セルビアとの 国家連合から分離独立を果たし旧ユーゴスラビアは完全に解体された。 日本からは相当に遠いところで、それらの国の名前…

日々草

梅雨の頃から秋の頃まで咲き続けて 日々新しい花に替わるのでその名が 付いた可憐な姿は何とも頼もしい。 花言葉は生涯の友情、なのだそうで 長く保つところからきているらしい。 生物学分類では夾竹桃科というから にわかには信じ難いがそれは置いて 近くの…

隠居の独り言(109)

教育基本法や国民投票法案が軒並み不成立で与野党とも気が抜けてしまった。 だいたい国会法で会期が150日間というのは短すぎる。しかも会期延長が あれば余計に経費が係り税金を使って無駄遣いばかりの政治ってなんだろう。 アメリカ始め先進国では殆どが一…

人力車

最近の観光地では人力車が客を乗せ ハッピを着たお兄さんが走りながら 観光案内をしているが、二人乗りの 人力車が多くて町の風情にすっかり 溶け込み人気の一つになっている。 昔は自家用車のようなもので大きな 商店や高級官僚、医者などは専用の 車夫が雇…

隠居の独り言(108)

かつては財産作りの三つの基本は「預金・不動産・株」といわれて、それらを 三等分するぐらいが保有の理想とされた。けれどバブル崩壊後は不動産や株の 目減りが激しく、かといって預金も金利ゼロ状態では財産保有も心許ない。 「村上ファンド」の村上世彰が…

自転車

駅前などの放置されている自転車は 何を言わんかな、の状態で解決策も いたちごっこだが、かつて自転車が 貴重品だった時代にイタリア映画で 「自転車泥棒」があったが、あれは 身につまされる、素晴らしい傑作で 今見てもきっと感動するだろう。 私の子供の…

隠居の独り言(107)

秋田の小1男子生徒殺害事件の容疑者は捕らえられたが自分の娘も非業の 最期だったのに、事件の謎は深まるばかりで解明には時間が掛かりそうだ。 これも女の業なのだろうか。最近の少子化問題も未来の子供たちのこんな 社会に生まれたくない、という無言の異…

運動会

小学校の運動会はいつ見ても楽しい。 孫の3人が通う小学校では土曜日が 運動会でいろいろな競技を楽しんだ。 なにしろ3人の学年が全員違うので 始めから終わりまで目が離せない。 徒競走、団体遊戯、リレーなどなど 面白いのは父兄の人たちがわが子の 応援…

隠居の独り言(106)

「出生率最低1,25」今朝のトップニュースだが核家族化が進み少子化に ますます歯止めが効かなくなった日本の将来の家族像はどうなるのだろう。 かつての朝の風景はどこの家も家族がいっせいに起き、お父さんは出勤の 用意、子供たちは布団上げ、玄関の掃除、…

ラジオ

これは江戸資料館に展示されている 戦中戦後の一般家庭の居間らしいが あの頃のラジオは一番の近代設備で 天井の神棚に近い高い場所に大事に 置かれてあったが放送時間は少なく 朝昼晩の数時間ぐらいしかなかった。 幼い妹は箱の中に人がいると信じて 不思議…

隠居の独り言(105)

社会保険庁の不祥事で新聞欄を賑わせている。読めば読むほど内容の 詳細など腹立たしく見たくもない。未納の年金保険料を徴収するのに 莫大なコストを掛け帳尻合わせのために嘘をつき、あげくに年金を もらえない人の生活保護に税金を注ぎこむ制度には呆れる…

算盤

昔の勉強は「読み書きそろばん」で 算盤は誰もが習う必須科目だったが 電卓などの発達で影も薄くなった。 かつての小学校には珠の落ちない 工夫のしてある大きな算盤があって 使い方を教えてくれたのは何年生か 忘れたが「願いましては何円也」の 音頭が消え…