2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(291)

先週に届いた池田晶子さんの訃報には驚いた。しかも46歳という若さである。 著書の「哲学エッセー」といわれる本の数々を読み漁ったが人生観や死生観等 哲学の目から見た人生の生きかたを分かりやすい文章で語るように教えられた。 つい最近まで週刊誌に連載…

ちぎり絵

休日の梅見は青梅の吉野梅郷だったが 我が家の居間にも、やっと梅が咲いた。 先月からヤマノカミが丹念に仕上げた ちぎり絵だが下絵を描いて和紙を貼り つけていく作業は結構手間が掛かる。 一ヶ月ごとに季節の花や風景を変えて 楽しんでいるが今月は梅を仕…

隠居の独り言(290)

イソップ物語のオオカミ少年は、いつもオオカミが来ると嘘をついて 村人を困らせた。でも今回は北朝鮮が嘘をつきながら本当に核兵器を 手にしたことは嘘ではなくなっている。いよいよ本性を表したワルだ。 今日から六カ国協議に設置された日朝国交正常化交渉…

セツブンソウ

青梅の山すそに可憐なセツブンソウが 咲いていた。春は名のみの冷たい風に 白い花びらはたくましくそよいでいる。 花名札が無ければ気がつかないような 雑草のような小さな白花も地元の人の 話しでは絶滅種の一つだそうで大事に 育てているそうだ。種を蒔い…

隠居の独り言(289)

映画のアカデミー賞で「硫黄島からの手紙」の渡辺謙も「バベル」の菊池凛子も 受賞には叶わなかったが映画文化の世界に凛と輝いたのは誰も認めるところだ。 賞にノミネートされて評判になっただけでも良し、としなければと、ご両人も それほど残念がっていな…

映画の看板

青梅の駅を降りて歩くと青梅街道沿いの 商店街には「昭和レトロ商品博物館」や 「赤塚不二夫会館」などあり散策すると タイムスリップした思いで時代が蘇える。 戦後の懐かしい映画の看板があちこちと 掲げられてノスタルジックな気分になり 若かりし頃が頭…

隠居の独り言(287)

戦国時代の城攻めには二通りあって、一つは力ずくで遮二無二強襲する方法と 一つは城を遠巻きにして水や食料を絶ち、城兵を飢えさせる方法など、直接に 戦闘はせずとも落城させる手があった。強襲する場合もその前に堀を埋めたり 障害物のイバラや櫓など取り…

吉野梅郷

東京都も広いもので都心辺りの梅花は 散って盛りを過ぎたが郊外の梅の名所、 青梅では六分咲きとかで出かけてみた。 好天に恵まれた早春の青梅は人の波で ごったがえし山々の梅も春の陽射しに 一気に満開となって全山の梅の壮観は 素晴らしい、の一言に尽き…

隠居の独り言(286)

2007年プロ野球もすでにオープン戦がスタートしたが、選手の世代変動が 今年はとても大きく変わった気がする。昨年は惜しまれつつも野球を離れた 新庄剛や、米メジャーにいった松坂大輔、井川慶、岡島秀樹、岩村明憲など イキのいい選手は離れていったが、ハ…

全員集合

我が一族郎党は爺婆、婿娘夫婦二組と 孫6人の計12人だがそれぞれ忙しく 暮らしは一緒でも一堂に会することは それほど多くはない。何かの記念日や ジジババの誕生日などにレストランの 一室を借りきって美味しいものを食べ 屈託のない話題で数時間を過ご…

隠居の独り言(285)

君が代の伴奏が憲法違反とかの問題は、愛国心も遂にここまで堕ちたのかと 目や耳を疑いたくなる。提訴した教諭に国歌の品格を勉強していただきたい。 君が代の歌詞の意味をしっかりと捉え他国の国歌の歌詞と比べてみるといい。 今国会で提出される学校教育法…

孫バカ日記(17)

今日から弥生月で雛節句はもうすぐ、 今年は赤子にとっては初節句なので とても新鮮な気分で迎えられそうだ。 いつもの年では七段飾をしていたが 今年はスペースの関係で、床の間に 人形を置いて雰囲気を出している。 この人形も我が家にきてから40年 近くに…