2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ボジョレー・ヌーヴォ

お年賀に頂いた、この有名なワインを下戸の私が食前酒に オチョコに一杯飲んでいる。十一月の発売では航空便として 今は船便で届いたものらしいが、渋みや苦味が少なく朱色の 濃さのわりにタンニンが少ないそうでこの新酒がクセになりそう。 残り少ないビン…

七福神

散策と見物も兼ねた正月の七福神めぐりは 昨年は向島、今年は谷中の神様を一巡りした。 トシを取ると鮭の母川回帰のように神頼みに なる中高年の人が多く、その自分もが情けない。 お金がいっぱいあって健康で楽しくいつも笑って そのうえ長生きをしたい。こ…

小僧(27)

先日、親しい友人から現在の額田病院の映像を送っていただいた。 私が退院して半世紀近くが過ぎ、その映像を見て驚き悲しくなった。 昔日の面影は松林の一部と坂道の感じであったが、あの眼下に見た “広重の絵”のような幕張の浜は国道16号線の車の渋滞と無機…

鏡開き

今日、1/11日は鏡開きの日だが、お餅そのものをお供えしなくなった 昨今では家の事情か、その意義さへも忘れられてとても淋しい気がする。 我が家も前は「三方」に昆布や橙などとお餅を年神様に床の間にお供えし 子餅を仕事場に置いて正月らしさを出していた…

成人式

いつの世も年寄りは「いまどきのわかいもんは・・」と 呟くけれど、自らの青春時代の悔恨と若さへの羨望が 太古の昔から年寄りのボヤキ言葉のようになっている。 それにしても今はその日だけの着物ショーになって 呉服屋の宣伝商売に乗せられてハヤリに弱い…

小僧(26)

患者のなかには、大学の先生、画家、検事、原子力の設計士、小説家等々 優秀な方が大勢いて、それぞれに教えていただいていい勉強になった。 特に二人部屋になったとき原子力の先生と同室で原子の原理や数学の世界など 一から手に取るように説明してくださっ…

大寒小寒

東京も寒くなりました。今朝など起きられなくて寝坊してしまった。 ♪おおさむ、こさむ、山から小僧が泣いてきた、なんといって泣いてきた、 寒いといって泣いてきた。(わらべうた)より 新潟の被災地の雪もこれが根雪となるのでしょうか。天気予報の雪だる…

招き猫

正月はそれぞれに開運を求め神社仏閣参拝や 七福神巡りなど縁起を探して神頼みをする。 ダルマ、天神、福助、金時、富士に鯉登り等々、 人形になった縁起物は数知れず売れていく。 そのなかに招き猫がいるが、千客万来、商売繁盛 商売の縁起物と思われるが、…

小僧(25)

額田病院は海に面した(当時)小高い丘の松林の中にあって環境は 素晴らしいものだった。患者たちの心を癒してくれたのはいつも優しく 接してくれた看護婦さんや患者同士の親しい交流、そしてなによりは 眼下に見える幕張の浜の景色は一幅の絵画を見るような…

和紙

正月には年賀状をいただき、みなさまがそれぞれに新しい趣向を凝らして 一枚、一枚書いてくださった方を思い、読むのはとても楽しくて嬉しい 正月の行事だが、その中にお一人の方がいつも和紙で毛筆で書いてくださる。 和紙に文を書くと洋紙と違ってどうして…

神田明神

今年の初詣は昔は通った明神さまにお参りしました。 小僧時代はあの界隈にお得意さまや仕入先があって よく出かけた思い出が多いです。明神さまは赤坂の 日枝神社と並んで「神田祭り」「山王祭り」として 江戸時代の創成期からあった二大祭りで有名ですが、 …

小僧(24)

気胸(ききょう)とは肺の壁の一部に穴が開いて空気が肺の周りを覆う 肋膜に流れて、その空気のために肺を圧迫し呼吸困難になる病気です。 原因は現在もよく分からないそうだが、ともかく絶対安静にして穴の塞がりを 待つのが治療方法らしいが始めは重度病棟…

一富士二鷹三茄子

家康の見た「初夢」は富士は高い、鷹は高く飛ぶ、 茄子は値段が高い、つまり夢はあくまで高く見よ。 あたしの今年の目標はラテンの弾き語り10曲を 何時、誰の前でも“さりげなく”演奏出来ること。 昔見たTVのワンシーンでシナトラが少女の前で “さりげな…

小僧(23)

昭和30年代は戦前と戦後のはざまにあった時代かも知れない。 東京の下町には戦前の生活がまだまだいっぱい残っていた気がする。 空き地には男の子はチャンバラ、プロレスゴッコ、ボール投げ、メンコ こま、野球、女の子はオハジキ、ゴム跳び、なかには子守の…

一年の計は元旦にあり

明けましておめでとうございます。 年末からコガメ、マゴガメ播磨屋一家総出演で 小さな我が家は過密状態で酉年を迎えました。 おせちの海老の争奪戦、家中走り回る騒がしさ、 誰かが突然泣く、寝ていても足で蹴飛ばされる、 ゲームで勝った負けたの口喧嘩、…