2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

隠居の独り言(49)

東シナ海の石油ガス田をめぐる問題で日中政府間協議が行われたが 中国は日中中間線に開発を進めていて日本の中止要請にも応じずに あろうことか逆に日本領の尖閣列島で共同開発をしようと持ちかけた。 親中派といわれる二階経産相が行けば多少は話しに乗って…

成東ギターコンサート

3/12日曜日は千葉県成東町でCGEの 春のギターコンサートが開かれた。 プログラム一部のソロ演奏のなかで 弾き語りで「別れの一本杉」などを 歌ったが前方の席に座っていられる 何人かのご婦人がしんみりと一緒に 歌ってくださるのを見て感激した。 春は別れ…

隠居の独り言(48)

確定申告の時期だが自営業はサラリーマンと違って自らが申告を しなければならない。私は仕事をしているので一定の収入があり 別に年金も頂いているので総合課税で、情け容赦なく源泉徴収で 所得税や地方税を取られている。健保なども累進制だからその分 払…

浅草弁天山

「花の雲 鐘は上野か浅草か」 芭蕉 三月も半ばになれば冬と春の勝負も 圧倒的に春の勝ちで冬は去っていく。 当時の芭蕉は深川に住んでいたが 春のおぼろに聞いた「時の鐘」は 上野の寛永寺か、浅草寺の弁天山の どちらかは今となっては分からない。 でも江戸…

隠居の独り言(47)

老人の健康と病気の話などは、しめっぽくなるので一旦、休止するが 以前にストレスからか顔面のゆがみや手足のふるえなどの症状があり 自立神経失調症と診断されたがそれは五感に大いに関連があるらしい。 若人も、いつまで華やいでいられるのか、いつまで食…

東京大空襲

今日3/10日はあの大空襲から61年が 過ぎたが、だんだんと風化されていく 年月が悲しい。東京都墨田区にある 震災祈念堂では三笠宮さまもご臨席 されて大勢の人で法要が行われた。 戦争は二度と嫌だ。あの悲惨は経験を したくない。戦争体験者も少なくなり 歴…

隠居の独り言(46)

年寄りのスポーツと云えば、なによりゲートボールが連想されるが最近は 廃れ気味になっている。ゲートボールは五人が組みになって主将が作戦を 立ててプレーするが今までの年寄りの80歳台の人は青春時代が戦争中で スポーツらしい事は出来ずに過ごしたから、…

浅草待乳山聖天

浅草寺の子院ともいわれている寺は 隅田公園のそばにあって花見頃には 賑やかで江戸の昔も今も変わらない。 まつちやまのご本尊は聖天様という 象頭人身の神が祀られていて尊像は 男女二体がしっかりと抱擁する姿で インドの古代神と伝えられているが 日本古…

隠居の独り言(45)

母は5年前に92歳の天寿を全うしたが人生の三分の一にあたる約30年を スモン病で寝たきりの生活を強いられた。スモンは胃腸薬のキノホルムを 飲んで起きる病気で運動神経や視神経が侵される症状だが発生した当時は 原因が分からず解明された時は約10年の歳月…

浅草寺

雷門は浅草を代表する顔のようで 浅草寺を地元の人は観音さんと呼ぶ。 昔、この地に住む漁師が隅田川で 漁をしていると網に掛かったのが 黄金の観音菩薩像であったそうな。 早速土地の有力者が観音様を祀り その日は628年の3月18日なので 今もその日に「本尊…

隠居の独り言(44)

最近、歯茎の歯周病が悪化して抜歯をしなければならない羽目になった。 80・20という言葉があって80歳で20本の自分自身の歯根を残すという 目標数値だがこれを抜かれてしまうと21本になり80歳までチト先のある 身としては心細くなっている。しかも入れ歯とな…

浅草仲見世

雷門から浅草寺の賑やかな商店街は 仲見世だが、その昔吉原の遊郭には 三通りのランクがあって店の構えは 大見世、仲見世、小見世の順になり 顔見世の格子の高さが決められた。 その遊女の資質も教養ある花魁から 下っ端女郎まで厳しい階級があった。 現在で…

隠居の独り言(43)

一日に一回は小一時間の散歩をすることにしている。一人の時は早足で ウォーキング調でサッサと歩き、孫を連れている時は孫の歩調で近所の 公園のハシゴをして遊んでいる。商売で出かける時も車の運転はやめて 遠くは電車やバスを利用する事にしているが仕事…

小石川後楽園

昨日の日曜は絶好の春日和のもと 梅の満開と東京ドームで行われた WBCで後楽園界隈は大勢の人で 賑わっていた。東京ドームでは 皇太子ご夫妻もご観戦になった そうだが、ここ後楽園庭園では 咲き誇った梅の美しさと香りで 人々は花を愛でて堪能していた。 水…

隠居の独り言(42)

それにしても病院は待たされる。一、二時間は当たり前でそれだけ病人と 年寄りが世の中に充満しているなによりの証明だ。高齢化社会というのは 読んで字の如し高齢者が増えた事で長生きするようになりますます病人は 増え続けて病院は繁盛の極みだ。今の平均…

三月三日

今日の♪嬉しい雛祭り♪の日に いつも思うのは日本人に生まれた 幸せをつくづくと感ずることだ。 子供の健やかな成長を祈るという 日本人の素晴らしい文化の継承を 受けられるこの幸せはほのぼのと 早春の季節に気持ちも暖まる。 核家族化が進んで一同に会する…

隠居の独り言(41)

いろいろな病気を重ねたせいかここ数年で60キロあった体重が55キロに 減っている。あるいは老いともに身体全体が萎びてきたのかもしれない。 歳と共に胃の消化能力が退化して若い時のように食べられなくなったのが 関係しているのだろうか。三度の食事はお碗…

浅草六区

上京した頃昭和20年代の東京の 盛り場で浅草の右に出るところは 無かったろう。メインストリートの 六区の映画館の数は日本一だったし 芝居や寄席小屋も軒を並べていた。 裏通りには飲み屋や怪しげな店も 多くあって若い者には近寄れない。 初めて勤めた会社…

隠居の独り言(40)

天皇陛下も私と同じ時期に手術をされて術後も順調に経緯されてとても お元気にご公務をこなされ写真を拝見すると我が事のように嬉しく思う。 ガンは初期のころは自覚症状も無く悪魔のようにそっと忍び寄ってくる。 若い時から胃酸過多で年中調子が悪く何度も…

浅草伝法院通り

浅草雷門から浅草寺に向かって 賑やかな参道をしばらく歩くと その左手に伝法院通りが見える。 浅草も戦後このかた風景も変わり 風情も薄れたがここの通りは昔の 面影も多く残って露天商も健在だ。 道具や骨董品など浅草ならではの 雰囲気はもうここでしかな…