2017-01-01から1年間の記事一覧

隠居の独り言(1595)

八十路になってゴール近いと自覚するけど健康診断で様々な数値が健康体も、ある日突然、 死が訪れる可能性が高くなるのも仕方ない。脳出血、心臓発作、動脈瘤破裂など高齢特有の 突然死は防ぎようがない。ただし動脈瘤の場合は血管検査していれば防げるが人…

日光田母沢御用邸

休日は新緑に彩られた日光に行きました。 年に数回訪れる日光ですが、この季節は 以前なら人出が少なく快適な観光なのに 昨今は外国人観光客で混み合っています。 中禅寺湖からは標高が高くまだ寒いので 今回の散策は二荒山神社、日光植物園、 田母沢御用邸…

隠居の独り言(1594)

就職戦線華やかなりし昨今は、ビジネススーツを着た若者を多く見かける。この季節になると 新聞などで就職先人気ランキングを見るけど今年は大手商社が目につく。自分の若い時は 松竹・東映の映画会社が憧れだった。時が移って日航、東電、銀行、証券・・で…

鳩山会館

文京区の鳩山会館のバラが見頃なので出かけた。 言うまでもなく会館は戦前からの政治家・鳩山家の 屋敷で今は一般公開され大勢の見物客で賑わい 昔の大物政治家が住んでいた建物は見応えある。 豪華を極める洋館の建物は外見もさることながら レトロな屋敷内…

隠居の独り言(1593)

八十を過ぎると年々スタミナの減少が著しい。病院で受けるドックでどんなに数値が良くても スタミナは数値に表れない。単純に考えて、モノというのは長年使っていれば必ずガタがくる。 これは人間とて同じこと、ガタがきて細胞の新陳代謝ができなくなった時…

晴れ

ポピー 各地で気温が真夏日並みに上昇した日曜日は 立川の昭和記念公園に咲くポピーを見にいった。 目も眩むような広大な広場のポピーの鮮やかさ、 約180万本とも云われる壮大な絨毯の風景には 言葉にないほどに圧倒される。公園に花を植えた 人たちの苦労と…

隠居の独り言(1592)

少子高齢化が止まらない。先日発表された昨年の出生数は100万人を切ったという。しかも 合計特殊出生率(一人の女性が一生のうちで産む子供の平均人数)」は1970年代後半から 2,0人を切り、現在では1,5人以下と低いままで推移している。65歳以上の高齢者数が…

鯉のぼり

端午の節句がとうに過ぎたのにやっと完成した。 でもまだ五月なのでリビングの壁に飾り付けた。 わが家の孫の男子は三人なので名を刺繍した。 「健」「哲」「連」一字なので一途に生きて欲しい。 孫といっても大学生2人、中学生1人になった。 細かい世話は無…

隠居の独り言(1591)

GWが終わってホッとしている。若い時は家族一同で車で遠乗りして地方に行って遊んだけど 歳と共に元気も失せ、テレビの交通混雑情報を見て内心ご苦労なことと、ほくそ笑んでいる。 老人向きの新幹線のGパング割引も正月、盆、GWは使えないのは今が儲け時だ…

横須賀

GWの後半は、横須賀の軍港の見物に行った。 目的は、軍港巡り遊覧船に乗るつもりだったが 一時間毎出る船便が一日中満席で乗船できず 残念ながら桟橋での見学で済ませてしまった。 折からの北朝鮮の情勢にも人々の関心が高く 自衛隊の艦船を一目見ようと集ま…

隠居の独り言(1590)

子や孫が幼い頃、就寝前にいつも童謡や童話を聞かせるのが自分の役目だった。子供や孫が 素直に育ってほしい。優しい性格になって欲しい。当たり前なのだが日々となると爺も頑張り 風呂も一緒で、昼間あったことを話し聞くのも子育てには欠かせないコミュニ…

茂林寺

館林にある「分福茶釜」で有名な茂林寺に行った。 参道には沢山の狸の像が参拝客を迎えてくれる。 狸たちは呑ヱ衛で酒瓶と通帳持ってみんなメタボ。 童話「分福茶釜」の話はかつて孫の寝物語だった。 言葉も狸寝入り、同じ穴の狸、取らぬ狸の皮算用・・ 狸に…

隠居の独り言(1589)

北朝鮮有事に備えてアメリカ原子力空母カール・ビンソンを中心とする艦隊群が朝鮮半島に 迫っている。時間をかけているのは中国の北に対する圧力の事情を勘案して一定の成果を 見届ける意味もあるのだろう。アメリカは北朝鮮に今まで何度か裏切られた経緯が…

渡部昇一

先週、作家で評論家の渡部昇一氏が亡くなられた。 享年86歳、英語学者で今は上智大学教授だった。 若い時に著書「知的生活の方法」を読んで以来の 好きな作家で語学のみならず歴史、思想に造詣深く 日本のあり方には保守的な立場の発言されていた。 多くの著…

隠居の独り言(1588)

自分が生まれた昭和一桁は世界各国が保護主義に走って戦争動乱の先駆けとなっていた。 アメリカの資本家が会社から金を引き上げ株安の世界恐慌を起こし、イギリスでは世界中の イギリス連邦だけの保護貿易を始めた。海外に植民地を持たぬ日本やドイツが貿易…

誕生日

昭和8年(1933)4月16日に大阪で生まれた。 今日84歳になる。思えば長く生きたもので 今更ながら運命の神さまに御礼申し上げる。 けれど同じ年でファンだったペギー葉山や 作曲の舩村徹の訃報聞けば心穏やかでない。 歳を取ってよく思い出すのは幼い時のことで…

隠居の独り言(1587)

中学生の頃は日記をつけていた。日記は遠い昔のことだし、上京で持っていかなかったので 今は、中学日記を偲ぶだけになってしまった。上京後は小僧の身で日記をつける時間も無い。 あれからウン十年が過ぎ、やっと生活が落ち着いた頃にパソコンでブログとい…

隅田川

江戸の花見の名所と言えば隅田川の桜に尽きる。 滝廉太郎の「花」は、この隅田川の桜を愛でた歌で 当時の隅田川堤は江戸の名残が残っていただろう。 隅田川に桜を植えたのは八代将軍・吉宗公と言われ それ以降、江戸時代一番の花見の名所と言われた。 江戸っ…

隠居の独り言(1586)

3月下旬に風邪を引いた。顧みれば昨年の風邪も3月だった。季節の変わり目の体の変調で 風邪を引くのだろうが、原因を突き詰めても日々の生活に変わったこともなく、よく分からない。 安倍総理の祖父、岸信介元総理は引退後「転ぶな、風邪ひくな、義理を欠け…

伝法院庭園

東京に桜の満開宣言が発表された日曜日は 上野、浅草、墨田公園は花見客で溢れている。 そんな中で浅草寺にある伝法院庭園を訪れた。 誰もがオアシス的空間の変化に驚いてしまう。 一歩足を踏み入れると街中の喧騒から静寂へ 草木と池泉が織りなす豊かな緑の…

隠居の独り言(1585)

昨今の国会の学校法人「森友学園」への国有地払い下げ問題に絡み改めて国会って何のために あるのかを考えさせられる。我が国を良くするために国政を話しあうための場でなかったか。 国政を疎かにし、つまらない人を裁くための国会なのか。何のための国会で…

ギター弾き語り

近所の老人館で久しぶりにギター弾き語りをした。 お年寄りたちは戦中、戦後を生き抜いた人たちで 演奏したのは戦後間もなくに流行った歌謡が多く 美空ひばり、藤山一郎、近江俊郎、春日八郎など 古い人間同士のお付き合いなので戦後の歌謡は 心の通じ合う同…

隠居の独り言(1584)

東京都議会に豊洲移転問題に関して石原慎太郎氏を呼んで開かれた百条委員会なるものを テレビで見たが、84歳になる石原氏は前置きとして「自分は2か月前に脳梗塞を患って脳の 海馬という部分が動かなくなっているので記憶も定かでない」との弁明だったが、脳…

上野の桜

東京に桜の開花宣言が出され、上野に出かけた。 桜はまだ一分咲きなのに人出は完全に満開状態。 昨日の氷雨で桜の蕾もきっと震えているのだろう。 古典落語にお花見が舞台の「長屋の花見」がある。 或る春の朝、貧乏長屋の一同が大家に呼ばれた。 みんなどう…

隠居の独り言(1583)

作家・筒井康隆が昭和13年発行の「わかもと本舗、栄養と育児の会」という子供向けの本を 紹介している。しかし当時の子供に役立つ本も、今の大人が読んでも知恵として中々面白い。 「出そうなあくびを止める知恵」大事な会合や授業中にあくびが出そうになっ…

東日本高校弓道大会

3/19-20は東日本高等学校弓道大会で 東日本高校弓道部の選抜された大会が 埼玉県上尾市武道会館で催されたが 家族一同、高2の孫の応援に行った。 全国高校野球と同じトーナメント方式で 各県一校で(東京2校)競う弓道大会で 孫の通う高校は東京で勝ち抜いた…

隠居の独り言(1582)

このほど経団連と連合が、残業時間を単月100時間未満として、安部総理も了承したけれど 何か違和感がある。仕事の違いも内容も無数なのに十把一絡げにするとは考慮が足りない。 残業が厳しくて自殺に追い込まれた方もいたが、死ぬ勇気を抗議する勇気にして欲…

ホワイトデー

昨日、孫姫たちのお返しに文房具の老舗、 銀座伊東屋でシャーペンと筆入れを買った。 しばらく伊東屋にはご無沙汰していたけれど 一昨年にリニューアルされ文房具の他にも 関連の商品が満載で、一日居ても飽きない。 以前の店は狭く雑然とした印象だったけれ…

隠居の独り言(1581)

10年前の京都伏見で起きた介護殺人事件は老母(86)と息子(54)の2人家族の出来事だった。 父親が病死後、母親が認知症を発症。症状は徐々に進み、週3〜4日は夜に寝付かなくなり 徘徊して警察に保護されるようにもなった。長男は続けていた仕事も休職して介護に…

箱根

休日は箱根でした。年に2、3度訪れる箱根ですが 箱根はいつも老夫婦や家族を優しく迎えてくれます。 今回は元箱根を中心に、春の箱根路をのんびりと 散策しました。公園の傍には関所資料館があって 往時の関所に関する手形や武具、捕り物道具など 江戸の治安…