2018-01-01から1年間の記事一覧

隠居の独り言 137

時々、用や遊びで関西に行く。ボクは一応大阪生まれなので関西人と話しても言葉の違和感はないが交通機関や地名で東京と違うところ多い。エスカレータには東京は左側に寄るが、大阪は右側に立って急ぐ人は左側を駆け上がる。東京は反対。駅名も「日本橋」を…

隠居の独り言 136

わが家の近くの横網公園は日々のボクの憩いの場所だが、いつも座るベンチの横に「鳩に餌をあたえないでください」の看板が立っている。鳩の公害は、羽毛のアレルギー症状や鳩の糞の病原菌の媒介や、鳴き声や羽音の安眠妨害など・以前は公園の中にある売店で…

隠居の独り言 135

昨今は新聞やテレビで外来語が飛び交う回数が多い気がする。でも見聞きする日本人のどれほどの人が理解しているだろうか。政治家もカタカナ語を使って演説しているが初めて聞いた人は意味が分からない。まして中高年以上では意味不明な人が多く特に高齢者は…

隠居の独り言 134

雑誌やFacebookでペットの犬猫が殺処分される直前の写真を見ると胸が痛むがペットにもそれぞれの命があり、生きる権利を人間の都合で奪われるとは何と残酷だろう。といって全てのペットを救うには諸費用、引受先がないと無理だが、何故ここまで放置をしたの…

隠居の独り言 133

NHK出版に「60歳のラブレター」という本がある。夫から妻へ、妻から夫への手紙の特集で、長年暮らした夫婦の様々な生活、愛情、葛藤の手紙を読むと心に染みる。その中の一通から・・「結婚生活よりも長い別離、たった一度の浮気を許せなかった。信じていた。…

隠居の独り言 132

今年の11月場所が始まった。昔からの大相撲ファンだが、今場所は横綱の白鷗、鶴竜が休場で一人横綱・稀勢の里でこの絶好のチャンスに優勝杯を手にして欲しいと切に願うが、初日は彼らしくない相撲で早くも一敗とは先が思いやられる。相撲ファンには悔しいが…

隠居の独り言 131

年齢を重ねるのは命の大切と生きる喜びを身をもって感じ、過ぎし日を顧みて生きてきた時間を再認識することでもある。先日、戦時中疎開していた白河を訪れ当時の日々が蘇った。「ふるさとの訛り懐かし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」啄木の詩のように…

隠居の独り言 130

年金は老後の生活の生活費そのものだが年金格差が酷すぎる。一例は収入ある人の全て年収600万円で平均余命を全うしたと仮定した場合、夫婦ともに会社員であれば、年金の総受給額は1億384万円となる。しかし夫が個人営業で妻が主婦であれば、年金の総受給額は…

隠居の独り言 129

政府は5日、韓国の元徴用工をめぐる訴訟で韓国最高裁が日本企業に対し賠償を命じる確定判決を出した問題を巡って国際司法裁判所に提訴の方針を固めたが当然の措置だろう。日本もいい勉強したと思う。これを機に徐々に遠のけばいい。遠い昔、聖徳太子が政権を…

隠居の独り言 128

テレビの司会者・小倉智昭さんが膀胱がんを患い全摘手術に踏み切るという。日本人の死因の最も高いのはガンに依るが先日、厚労省はガン専門病院などで作る施設別の各種ガンの治療した後の5年経過した生存率を集計した統計を発表した。治癒率もそれぞれだが、…

隠居の独り言 127

今年のプロ野球はソフトバンクの優勝で終わりを告げたが、工藤監督が胴上げで宙を舞っても遠い世界に見えてしまう。根っからの阪神ファンだが、今年もファンの期待を裏切った。夏頃には3位にいたのに、それも束の間でずるずる連敗を重ね、いつの間にか最下位…

隠居の独り言 126

環境問題が取りざたされているが大きく分けて自然と社会と二つあるものと思う。昭和初期に生まれた者が感じるのは自然の環境が大きく変わったのは人口が増えそれに伴って住宅が増え農地や林野が少なくなったのは仕方ないけれど社会環境も悪化したのは日本人…

隠居の独り言 125

食欲の秋、食べ物は何もが美味しく普段よりつい多く食べる。メタボリックシンドロームつまり肥満からくる生活習慣病だが先日、内閣府世論調査では年代を通して半分ぐらいの人が肥満を感じ大半の人が運動不足と自覚している。それなら生活習慣を変えればそれ…

隠居の独り言 124

昔のお金持ちは百万長者とも称されて羨望と尊敬の的だった。しかし今では億万長者になった。インフレのせいもあるけれど、それでも億万長者は庶民にとって、羨望の的には変わらない。ところが最近は億万長者も珍しくなくなった。東京の都心でのマンション価…

隠居の独り言 123

報道によれば平成29度に認知されたいじめは41万件とされ過去最悪という。いじめは子供と共に親の深刻さも尋常でない。我が家にも小中に通う2人の孫娘がいるので他人事ではない。それぞれ気をつけてはいるが、問題は子供が両親や先生にも相談しない例が多く、…

隠居の独り言 122

読書週間が始まった。今年の標語は「ホッと一息 本と一息」秋が深まってくる。読書の秋というが何となく秋が相応しい。秋の夜長、若い時は就寝前に読書しながら寝入った夜だが、今はエッセーを書いたりFacebookを楽しむのが習慣になる。ボクの読書の始めは小…

隠居の独り言 121

近所の20代の若夫婦が離婚した。仲良さそうだったけれど実情は分からない。若い男、特に20代の精力が最も盛んで、はちきれんばかりの時期はサガを発散することばかり考える。男として生まれたからには誰もが体験し妄想する女のことは人も生物の一種だから♂の…

隠居の独り言 120

動物は嘘をつかない。「人間は嘘をつくために生まれてきた」北欧の昔の格言で、イソップのオオカミ少年の話が創作され、ピノキオは嘘をつくと鼻が伸びた。初代米大統領ワシントンが子供の頃「桜の木を切ったのは自分」と言ったのは美談だがワシントン家に桜…

隠居の独り言 119

歳を重ねる毎に体を動かすことも何かを考えることも面倒だ。これを老化という。何にもしないで一日中ゴロゴロしていれば極楽だなぁ、欲しいものも特別ないし、人付き合いも面倒だし、オッカーとも話題はないし、おーいメシ、フロの二言で充分だ。(いっぺん…

隠居の独り言 118

某新聞のコラムに福井県丸岡市が主催する「一筆啓上賞」の入選作が載った。「今までに私をフッてくれた人たちありがとう。おかげでこの息子に会えました」何も失恋の悩みだけでない。人生の吉凶は予測できないし幸運も不幸も努力と運以外ない。6年前にノーベ…

隠居の独り言 117

今の中国はすっかり大国になって、そのうえに覇権主義が重なり、その横暴さは世界の嫌われ者だが、つい一世紀前の清の時代は欧米諸国に食い荒らされ植民地化され領土も資源も巻き上げられ人々は奴隷のように扱われ人心は疲弊し地方では群雄割拠して国として…

隠居の独り言 116

人はスローガンが好きだ。以前オバマが大統領に当選した時の国民のはしゃぎぶりは尋常でなく狂喜狂乱だった。弁舌豊かに掲げたスローガンは結果どうだったか?公約では500万人の雇用創出とぶち上げたが逆に失業者は猛烈な勢いで増加した。また核無き世界と演…

隠居の独り言 115

今年の秋はいつもより日々温度差が激しく冬の備えに忙しい。服装も厚めに切り替える寒がり屋はそれでも体に頼りがない。これも歳のせいなのか。昔を思えば子供の頃は冬になっても着物一枚に半纏で足に履物も無く裸足で下駄を履いていた。当時は今より冬の平…

隠居の独り言 114

ボクは小さな帽子屋を営んでいるが昭和23年上京した頃、食べ物も住む家もロクに無くボロボロの衣服を着ていても、殆どの人は帽子を被り、男の子の頭には学生帽があった。明治大正の昔は上場一部に東京帽子、帝帽、富士帽など帽子企業社が名を連ねていた。古…

隠居の独り言 113

靖国神社の秋例大祭は10/17日から執り行われているが、先の大戦で靖国に眠る同胞たちを忘れてはならないと思う。中韓に遠慮して代々の総理が参拝をしないのは情けない。先の大戦相手は中韓でなくアメリカであり遠慮はおかしい。その激戦の一例を述べたい。74…

隠居の独り言 112

最近、気になるというより、不愉快な言葉遣いが日常的で例えば病院に行ったとき、看護師が患者に対して言うには「血圧を測りますのでシャツをまくってもらっていいですか」「診察の順番を待っていてもらっていいですか」日本語には「もらって」は要らない。…

隠居の独り言 111

最近の男は弱くなったものだ。特に中高年の定年後の衰えの加速度は目に余る。男の衰えに反し、高年女性の元気なこと!何故、男は弱くなってしまったのか?何千年も昔から外敵から家族を守るためには体が大きく力が強いのが男の条件であり、それは時代が過ぎ…

隠居の独り言 110

ギターを始めて30年は過ぎたのに、未だ腕前はドヘタで演奏年数が恥ずかしい。クラシックギターは地味な存在で楽器の大きさの割には音量も小さく人前で弾くには相当なテクニックが必要だ。その上、ギター曲は一般に馴染み薄く有名なのは「禁じられた遊び」と…

隠居の独り言 109

秋たけなわ「秋晴の候」という。スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋・・何をやっても秋の季節は一番だ。でもこれら言葉も歳を重ねると虚しい「終活の候」になる。樹木希林、アズナブール、歌丸、林隆三、輪島の訃報と共に友も数人倒れ、気付けば歌…

隠居の独り言 108

今月のデパートやスーパーで沢山のオレンジ色のカボチャが目に付くのはハロウィンという西洋の祭りのようで商魂逞しい様々な業者が乗っている。映画・TV・本・玩具・・・小売業界も20年ほど前から一般化されたようで近年ディズニーランドやユニバーサルス…